・小規模多機能型居宅介護なるとう 天真爛漫(ブログ)です。 不定期更新です。
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撮りどころ
2011/04/20

オープンして約10ヶ月
その間に撮られた写真はおそらく1000枚は超えており
全て我が事業所のパソコンで管理されています


この多くの写真の撮影者
それは現場で働く職員さん


今日の写真の撮影者も
現場で働く職員さん


一見普通の写真だけれども
実はとても奥深い写真で
僕はなぜ職員さんがこの写真を撮ったのか
よぉくわかる




管理されている多くの写真は
我が事業所の「理念」に沿っている

と言う事は
完璧までとはいかないかもしれないけど
まだまだ至らない所はあるかもしれないけど
撮っている職員のみんなは
「理念」が意識できている証拠


撮りどころを理解してくれている
こんな素敵な写真を撮ってくれている
現場のみんなに感謝


管理者 M・M




干された洗濯物
2011/04/15

干された洗濯物を見て
ちょっとシワになっていたり
洗濯バサミが互い違いになっていると
嬉しくなる


ここを住まいとしているお年寄りが
一生懸命に干した姿を想像できるから


ただ洗濯物を干すだけなら
誰でも出来る

前のマンションに住んでいる方のほうが
僕なんかよりずっと上手だろう


でも
認知症の状態にある人に
洗濯物を干してもらう為の関わりは
前のマンションに住んでいる方より
僕の方が上手(たぶん)


だって僕は
専門職だから


管理者 M・M


桜の花びら散るたびに
2011/04/10

その季節にしか
見る事ができない物を見た時
帰り際に伝えようと思う言葉


「来年もまた一緒に見ようね」


お年寄りも職員も
今のままの状態で
今のままの気持ちで
見れたらいいな
という希望や願いを込めて




来年の桜も
みんなでまた見れますように


管理者 M・M


他人
2011/03/31

利用者と
家族のように接する

利用者のみんなが家族のように暮らしてほしい
と言うけれども


それは無理だと思う


言い切る事は良くないかもしれないけど
言い方は冷めてるかもしれないけど
やっぱり他人


僕が明日から
我が事業所の職員数名と一緒に暮らすとなったとしても
家族にはなれない
家族とは思えない


やっぱり他人


他人同士が集まって暮らす
この事実を
なんとなく暖かい
「家族」
という言葉であやふやにしちゃっていいのかな


僕のすべき事は
他人同士の集まりを
「家族」として考えるではなく


「他人に対して」という感情を追及・理解し
他人同士の集まりが
いかに協力し合いながら生活していくかを考える事
だと思うんだけどな


暖かい言葉は
時と場合によっては
危険だぁ




H/K(話変わるけど、という意味らしい・・・)
今年は桜の開花が遅いです

明日は花見の予定だったんだけど
桜の枝でも見てこようかな・・・


管理者 M・M


【今】思う事
2011/03/25

 まずは命の尊さ。
 あの短い時間の中で多くの命を奪った自然の怖さ。
 そして・・・当たり前の生活を送れる事の有り難さ。


 我が事業所の建物は、1階が小規模多機能型居宅介護、2階がグループホームとなっており、どちらも介護保険法に指定されている施設ではありますが、当然な事ながらそれぞれ事業形態(システム)が異なります。


 生活の拠点がどこにあるかという事。
 1日の利用人数。
 リビングの広さ。
 おおまかな入浴の時間
 などなど。


 けれども共通する事は「人が生活を営む姿を支える」という事。


 なるべくご本人が今まで営んできた生活を継続できるよう、なるべく今僕たちが営んでいる生活から遠ざかる事がないよう、事業形態は異なれど、目指すべき姿は異なる事なく日々の支援を展開しています。

 
 その僕達が目指している姿という物は、一般的に言えば「当たり前の生活」であり、その「当たり前の生活」から遠ざかるという事は、不安・悲しみ・時には怒りというようなマイナスの感情を生み出します。


 何かと慌しいニュースがメディアを通じ耳に入ってきますが、命があるという事、当たり前の生活を営む事の幸せさを感じる事ができた【今】だからこそ、これからも「生活を営む姿」の確立に向け日々歩んでいこうと思います。


 一人でも多くの方の命が救われますように。
 被災地の皆様が、1日でも早く当たり前の生活が送れますように。


管理者 M・M

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