・小規模多機能型居宅介護なるとう 天真爛漫(ブログ)です。 不定期更新です。
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寿司食いねぇ
2011/09/07

なんかこんな歌があったような
まぁいっか




毎週水曜日は
比較的人数が少ない


いつもよりも
ちょっとだけ静かなリビングで
ある女性のお年寄りがポツリ


「今日は人が少ないねぇ。
 兄ちゃん(僕の事)
 こんな日はお寿司がいいよ!」


(こんな日の「こんな」とは果たして「どんな」を言っているんだ!?寿司が食いたいだけだろう!いや…人数が少ないからそれだけ安く済むと考えてくれているのか??)


なんて色々考えたけど


自分のしたい事を
しっかりと言葉で表現をしてもらえた事がとても嬉しく


こんな日はお寿司にしちゃいました


今日は豪華なお寿司を食べたから
きっと月末までは
もやしの炒め物が続くね


だって
1ヶ月の食費からやりくりするのも
普通の姿だもん


管理者 M・M


(もやしは冗談です)


自分が変わる
2011/09/03

介護という業界は
非常に離職率が高い


要因は様々だけど
その中の一つに
人間関係が含まれている


まぁ
介護業界に限った事ではないと思うけど…




僕個人的には
人間関係がゴチャゴチャしている事が
本当に嫌いで
(ゴチャゴチャが好きな人なんていないか…
 けれども好きじゃないなんて言いながらも
 自分が要因となりゴチャゴチャしている
 なんて事は多々あると思う)

「あの人はあぁだ」とか
「この人はこぉだ」
なんて話を仮に聞いたとすると

「何をしにここに来ているの?」
「もっと利用者の事について話がしたいのに」
と思ってしまう


明らかに
社会的に見てもおかしな事であればまだしも

ちょっと考え方や捉え方を変えることによって
良い方向に転ぶ事も沢山あるのに…



対案を出さず他者を否定する
人の良い所を認めず悪い所ばかり非難する
あげくの果てには派閥を作り集団でシカト


そんな事をして
目の前にいる利用者や
自分自身に
何かメリットはあるんだろうか


相手の事を
どうこう言う
どうこう思う
その前に
「自分自身を振り返り」
「自分自身を変える事」が
社会の中でうまく生きていく術の一つだと
僕は思うんだけどな…


管理者 M・M



追@

あぁ…
こんな事を書くと
職場内で何かあるの?
なんて思われてしまうかもしれないので
書いておくけど
(別に思わないか 汗)


僕自身は別に
今の職場で
人間関係に悩んでいる事はないです


ただ
新政権となり
相も変わらず
ただただ批判ばかりしている政治家を見て
ただただ揚げ足とりばかりしているラジオのDJの言葉を聞いて


何だか寂しくなってしまったので



追A
夏も終わってしまいました

さぁ
秋は何をしようかな…


ちょっとした事
2011/08/31

「お迎えが8時半の時と10時の時では
 着替えを促すタイミングが異なる」

「ここにこれを置いておかないと
 本人が不安になる
 逆にここにこれを置いておく事により
 本人はより層不安になる」

なるとうを利用しているご家族が
こんな事を言っていた




「Mさん私も長年母を自宅で見てきた中で学んだのよ
 ちょっとした事でホントに変わるのよね」


この言葉を聞き思わず
「Sさん(家族)うちで働きません?」
と言ってしまった僕




ちょっとしたタイミング
ちょっとした物の置き場
要するに周囲の環境が
認知症の状態にある人には
大きく影響を与える


一人の人間として
しっかりと向き合い事実を伝える事も大切だけど


認知症という状態を理解し
ちょっとした工夫をする事も大切


家族に負けてられません
僕自身も
もっともっと努めないと


管理者 M・M


施設からの地域 地域からの施設
2011/08/24

2ヶ月に1回
様々な分野の方々を招き
白妙菊の会という
会議を開催している


ちょっと前にその会議で
こんな議題が挙がった


「今介護施設は、地域との関わりを求められている。あっちを向いても地域、こっちを向いても地域とまるで地域ブームだ。施設から見た地域は、共に生きる的な重要な存在。だから地域に対する意識は非常に高い。けれども、果たして地域は施設をどのように見ているのだろうか?」
(ここでいう地域が具体的に何を指しているのかは置いておいて)


すると参加者からこんな声が


「確かに介護施設に対して興味がないかと言えば嘘になる。けれども自分達の生活もある中で、その地域に施設ができたからって、特段何かが変わる訳ではないという方が大多数ではないだろうか?正直そこに温度差があるのは事実だよね。」


確かに


僕の自宅の周辺には
グループホームが3件
介護老人保健施設が1件
有料老人ホームが1件ある


どの施設から見ても
僕はその地域の住民である事は間違いないが
じゃあ日頃から
施設とどんな関わりの場を設けているかと聞かれると
皆無に等しい


正直
「あそこに施設がある」程度


僕はこの業界に勤めているからこそ
施設への意識は高い方だと思うが
全くこの業界との接点がない人は
なおさら意識はしないだろう


一昔前のように
向こう三軒両隣的な意識は
今の日本にはほとんどない中
施設と地域の共存に向けて
難しい課題だな
その時はそう感じたんだけれども…





H/K

でもね…
20日に行なわれた夏祭りには
たくさんの地域の方が
ボランティアとして参加してくださました


オープンして1年
小さな事の積み重ねが
今回のような結果に繋がったと思うから
これからも地域は意識していかねばと
改めて感じました


協力してくださった皆様に
深くお礼申し上げます
ありがとうございました


管理者 M・M


時の流れ
2011/08/15

僕がこの仕事に就いた頃
当時関わっていたお年寄りは
皆さん戦争を体験していた


けれども最近は
「終戦の年に生まれた」
もしくは
「生まれて間もなかったから覚えてない」
なんて方もちらほら

時の流れを感じる


もっともっと時が流れ
僕たちの世代が高齢者となった時
世の介護はどんな風に変わっているんだろう?


きっと家に帰りたいと訴えた時は同時に
「携帯電話を貸して。娘に電話するから。」
「パソコンで電車の時刻表と駅までの道を調べる。」


「支払はカードを持ってるから、今日の夕飯は牛角に連れて行って」


「今日は見たいテレビがあるから、ブルーレイに録画しておいて。」


なんてやりとりが
お年寄りと職員の間に生まれるのかな?





今僕が接しているお年寄りの皆さんは
貧しい時代を体験しているからこそ
我慢できる事もたくさんあって


反対に
便利である程度の生活を送ってきた僕達は
きっと我慢できない事だらけなんだろうな…


時の流れに比例し
発達する文明に対して
それでいいのかな?
なんて思ってしまうけど


ま…いっか


ゴーヤチャンプルでも食べよ


管理者 M・M

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