イメージ | - 2010/11/16
- 先日
古くからの友人とご飯を食べた その友人は 介護とは全く関係のない仕事をしている
その時の会話の内容
友人「何、まだ介護やってんの?大変でしょ?」 僕「何で?そんな事ないよ。」 友人「だって認知症っていろんな事が出来ないんでしょ?わからないんでしょ?」 僕「何でそう思うの?」 友人「ん、何となく。【イメージ】かな」
今まで出会った認知症の状態の人 今向き合っている認知症の状態の人
確かに出来ない事もある わからない事もある
けれどもそれ以上に 出来る事も わかる事も たくさんある
床が汚れていれば ・汚いと感じ ・綺麗にしようと思い ・その為には何が必要か考え ・雑巾やモップを探す
ただその在り処がわからないから そこには手助けが必要だけれども 雑巾やモップを手に持てば
・汚い所を再度探し ・綺麗にしようという意欲を持ち ・的確に雑巾とモップを使用しながら ・綺麗と感じるまで掃除をする
雑巾やモップの在り処がわからない たったそれだけで 出来ない わからない という【イメージで】語られるのは とても寂しい
僕は僕という人間を 【イメージ】で語られたくない
僕の事を知ってほしい
だから 認知症も【イメージ】で語るのではなく よく知らなければ
だって僕もいつかは 認知症という状態になるかもしれないし
その時に僕という人間を 【イメージ】で語られたくないから
管理者 M・M
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