・小規模多機能型居宅介護なるとう 天真爛漫(ブログ)です。 不定期更新です。
menu前ページTOPページ次ページspace.gifHOMEページ
ご褒美のナタデココ
2010/12/05

お子様連れでの出勤がOKな
我が事業所には
わずか4歳の職員がいます


この子がまた凄い!


お年寄りや
僕達職員への
挨拶はもちろんの事


手を繋いで一緒にお風呂場まで行ったり
ご飯を食べ終わったお年寄りに対して
「それ台所まで持って行って」
と声をかけたり


僕なんかより
お年寄りの主体性を引き出すのが
ずっとうまい(悔)


子供と触れ合う
それは
「セラピー」なんて特別な事ではなく
「行事」なんて特別な事でもなく
生きていくうえで普通な瞬間


わずか4歳児のその子は
仕事の後に
ご褒美としてもらえるナタデココの為に
今日も1日
お年寄りと一生懸命遊ぶのです


管理者 M・M


コスモスの中のバラ
2010/11/27

僕「コスモスの中に2本だけバラ(A・Bさん)が咲いてるね」
A・Bさん「どういうこと?やっぱり綺麗ってこと?」
僕「ううん、トゲがあるってこと」
A・Bさん「アハハ」と大笑い


トゲがあって当然
トゲがある方がいい


いつも同じ表情
いつも同じ気持ちなんて
有り得ない


だって人間なんだから


だから
トゲがあるのは
素敵なこと


管理者 M・M


イメージ
2010/11/16

先日
古くからの友人とご飯を食べた
その友人は
介護とは全く関係のない仕事をしている

その時の会話の内容



友人「何、まだ介護やってんの?大変でしょ?」
僕「何で?そんな事ないよ。」
友人「だって認知症っていろんな事が出来ないんでしょ?わからないんでしょ?」
僕「何でそう思うの?」
友人「ん、何となく。【イメージ】かな」



今まで出会った認知症の状態の人
今向き合っている認知症の状態の人

確かに出来ない事もある
わからない事もある

けれどもそれ以上に
出来る事も
わかる事も
たくさんある



床が汚れていれば
・汚いと感じ
・綺麗にしようと思い
・その為には何が必要か考え
・雑巾やモップを探す

ただその在り処がわからないから
そこには手助けが必要だけれども
雑巾やモップを手に持てば

・汚い所を再度探し
・綺麗にしようという意欲を持ち
・的確に雑巾とモップを使用しながら
・綺麗と感じるまで掃除をする



雑巾やモップの在り処がわからない
たったそれだけで
出来ない 
わからない
という【イメージで】語られるのは
とても寂しい



僕は僕という人間を
【イメージ】で語られたくない



僕の事を知ってほしい



だから
認知症も【イメージ】で語るのではなく
よく知らなければ



だって僕もいつかは
認知症という状態になるかもしれないし



その時に僕という人間を
【イメージ】で語られたくないから



管理者 M・M


認め育む
2010/11/08

つい先ほど
とても尊敬する方から
携帯にメールをもらった


○○する事・・・
【良い事だ】と


オープンして4ヶ月
久しぶりに誰かから
認められた気がして
とても嬉しくなった


何だか自分のやっている事に
自信を持てた気がした
成長した気がした


間違いを指摘され成長する事もあれば
言動を認められ成長する事もある


僕も
相手を認める事ができる
現場のみんなの良い所を伝える事ができる
そんな管理者であり続けたい


決してあら捜しばかりせず
「あなたのこんな所が素敵です」と
素直に言えるような
そんな大きな人間に
いつかはなりたい


管理者 M・M


ひ孫へのプレゼント
2010/11/04

あるお店での出来事。

クリスマスに関する商品が陳列されたコーナーで
腕組みをしじっと商品を見つめるAさん。

「たまにはひ孫に何か買ってあげないとね。」

悩み悩み悩み悩み悩んだ末に
1枚のクリスマスカードを手にとり
そのままレジへ。

105円という安さに驚きながら
鞄の中の財布からお金を出し
支払を済ませ店外へ。





いくつになっても
認知症という状態になったとしても
自分の財布からお金を出し
ひ孫に対してクリスマスカードを
当たり前のように買える
そんな環境で生きていきたい。



この先何年経っても
介護職として居続ける限り
当たり前のように
クリスマスカードが買える
そんな環境を作り続けていきたい。

menu前ページTOPページ次ページspace.gifHOMEページ
 
- Topics Board -